プログラミング・IT・英語・数学とか

英検1級、TOEIC満点(990点)、セキュリティスペシャリスト、DBスペシャリスト、ネットワークスペシャリスト。英語とITとか。いろいろ試してみたことを書いていきます

Google社員が書いたメモ「Google's Ideological Echo Chamber」の翻訳(※途中)

Google社員が書いたメモ。このメモのせいでGoogleをクビにされてしまったというので、どんな内容か気になったので読んでみました。日本語版を探したけど見つからなかったので翻訳してみました。

→探したらもう1つだけありました。こちらも参考にしてこの記事を書かせていただきました。

https://anond.hatelabo.jp/20170813001729

 

※まだ途中。完成は8/15 8/22 くらいになりそうです。

※※自分はこの記事に賛同するわけでも反対するわけでもなく、ただ翻訳を載せたかったので載せてます。

 

また、わかりにくいところや、まったくわからなかったところがあったので、翻訳内容が100%正確ではありませんこと、ご了承ください。

 

翻訳元は記事の最後に載せました。

 

翻訳

Google内のイデオロギー的エコー・チェンバー※

(※しょうへいコメント:エコー・チェンバーとは、同じ意見の人だけが話し合っているうちにそれが正しいことだとみんなが信じてしまうことwikipediaより)

偏見や先入観が、ダイバーシティ(※)に関する考えをどのように曇らせるか

(※しょうへいコメント:「会社での人材の多様さ、多文化さ」と言うくらいの意味で使っています。原文はdiversity and inclusionですがダイバーシティにまとめました)

格差と世論へ一言

もちろんのことですが、私はダイバーシティを進めることには賛成しています。そして、世の中に男女差別が存在することも認めますし、ステレオタイプを使うのを是認するわけでもありません。When addressing the gap in representation in the population, we need to look at population level differences in distributions. この問題について正直な気持ちで話し合いをしなければ、問題の本当の解決策にはたどりつけないでしょう。

Psychological safety はお互いを尊敬し受け入れることによって生まれるものです。しかし、残念ながら、男女差があるということを我々の社会ではとても悪いものだと考え、これとは異なる考えをもつ人を世の中は受け入れてくれません。

私の意見は世論には反していますが、この問題に関してはGoogle内の同僚からもポジティブな意見や賛同をもらっています。もちろん、そんなことを言えばバッシングも受けるしクビになる可能性があるのでみな広く公言はしませんが。私は、このような状況は改善していく必要があると思っています。

この文書のまとめ
  • Googleの政治的バイアスは、(男女)差別をしないことがpsychological safety(※)と同義と見られていますが、自由な意見が言えない沈黙状態というのはpsychological safetyの対局に位置するものです。
    (※しょうへいコメント:psychological safetyは「何を言っても、失敗しても大丈夫な心理的安心感」のこと。この安心感があると、従業員はチームメイトの顔色をうかがったりしないので効率のいいチームが出来上がる、と期待される。wikipediaを参考にしてみました)
  • この「自由な意見が言えない雰囲気」がエコー・チェンバーを作り出す。
  • 自由な議論ができないために、過激派的意見や独裁的意見が育ってしまう。
    • 過激派的意見:すべての不平等は、ぜんぶ不当な圧力があるせいだ。
    • 独裁的意見:この圧力による格差を是正するために、あるグループをひいき/差別するのが良い。
  • 男性女性の性格特性の違いにより、なぜリーダー層やテクノロジー関係の分野で男女比が50%でないのか部分的に説明ができる。
  • あるグループをひいきすることにより(男女)比率を均等にすることは、不当であり、不和であり、ビジネス的にも好ましくない。
背景

人はみな基本的には善人です。しかし、見えないバイアス(先入観、偏見)がかかってしまっています。そんなバイアスがあることは、オープンな議論をすることにより気づき、知識をつけることができます。このメモを書いた目的も、そのようなバイアスに気づき賢くなるようにです。Google内にもこのようなバイアスがありますが、このバイアスについての議論は、多数派により沈黙させられている状態です。以下に書くことは、もちろん話の全容ではないですが、このような意見はGoogleでもっと議論されるべきことなのは確かです。

Google内に存在するバイアス

Googleでは、バイアスが人種や性差別に影響を与えているという話をとても多くしますが、道徳観にかかるバイアスについての議論はとても少ないです。心の深いところにある道徳観ことが政治的志向を作り出すため、政治的志向にももちろんバイアスがかかっています。社会科学やメディアやGoogleの大部分は先進的な考えを持つ左派であることを考えると、以下のようなバイアスがかかっているのではないか、きちんと考察するこべきでしょう。

 

左派のバイアス 右派のバイアス
弱者への慈悲を示す 強者・権威に敬意を払う
不均衡は不正の結果だ 不均衡は自然であるし正しい
人間は先天的に協力的だ 人間は先天的に競争的だ
変化は良い 変化は危険
開放的 閉鎖的
理想を追う 現実を見る

 

右派、左派のどちらかが100%正しいということはなく、どちらの考え方も正常な社会や会社組織には必要な要素です。右派に傾きすぎている会社は変化に素早く反応できないでしょうし、何段にもなる階層組織に縛られたり、従業員がお互いを信用しないような文化になってしまうでしょう。対照的に、左派に傾きすぎている会社は、落ち着くことなく(顧客に愛されているサービスをも犠牲にして)変化ばかりし、(お金儲けを恥ずかしく思ったり、無視したりして)金銭的利益よりダイバーシティを優先し、従業員を過信してしまうような文化になってしまうでしょう。

このようなバイアスをあぶり出すためには、事実を見つめ、論理的思考を使うしかありません。しかし、ダイバーシティのことになると、Googleの左派バイアスにより作られた"政治的に正しい"文化が根付いており、反対者の意見を沈黙させています。この沈黙が、過激派的意見や独裁的意見の温床となっているのです。このメモの後半では、この過激派的意見(すべての不平等は、ぜんぶ不当な圧力があるせいだ)と独裁的意見(この圧力による格差を是正するために、あるグループをひいき/差別するのが良い)について深く考察していきます。

テクノロジー分野で男女格差を生む、バイアス以外の原因

Googleでは、リーダー層やテクノロジー分野で女性が活躍できていないのは無意識的/意識的なバイアスが原因だ、とよく話されます。もちろん、バイアスやテクノロジー、職場をどう感じるかは男性と女性では異なるでしょう。この違いを認識することは大切ですが、これが話のすべてではありません。

平均的に見れば、男性と女性は生物学的にたくさんの違いがあります。この違いというのは、以下に上げる理由から社会的に作られたものではないことがわかります。

  • 他の文化でも普遍的に見られる。
  • 出生前のテストステロンが原因だという、明らかな生物学的つながりが見られる
  • (男性が)出生時に去勢され女性として育てられた場合でも、自身を男性として認識し行動する。
  • 根本的な性質はとても高い確率で遺伝する
  • 進化心理学の観点とも適合する

もちろん、すべての男性女性にこれが当てはまるわけではなく、また、これが正しい姿だと言っているわけではありません。ただ、男性、女性の嗜好や能力が生物学的な原因により違っている、また、その違いが、リーダー層やテクノロジー分野での男女比率に違いが生まれている原因の一部なのではないか、ということを言いたいのです。注意しなければいけないのは、このような違いは小さいものであり、男性と女性は多くの部分で似ています。なので、男女の違いを全体的に見た場合だけの話であり、各個人レベルで見た場合にはもちろん当てはまりません。

↓に示すように男女の特性には重なる部分が多くあります。

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それなのに、属するグループが違うからと言って平均をとって個人に当てはめるような↓のような見方は私は反対です。

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性格上の違い

女性は平均的に

  • アイディアよりも感情や見た目の美しさに、モノよりもヒトに対して関心がある。(Empathizing-Systemizing theory にも見て取れる。Empathizing–systemizing theory - Wikipedia ※英語のみ)
    • なぜ女性が社会的、美術的分野での仕事を好むのかが、これら2つの違いによって部分的に説明できます。コーディングではシステム化を求められるため、比較的多くの男性がコーディング作業を好むことや、システムエンジニアリング分野でさえも、よりヒトとの関わりや美術的要素の多いフロントエンドの方が女性に人気があります。
  • 自己主張が強くなく社交的。また、同調性も高い。
    • このような性質があるために給与面でのネゴシエーションや主張したり、リーディングすることが女性には難しいです。もちろん、このような違いは男性と女性を平均して比べた場合であり、男性にもこのような性質はあります。しかし、これが問題として認識されるのは女性の場合だけであり、Stretchプログラムといった女性限定のプログラムが生まれたり、男性だけサポートされない状態が生まれています。
  • 心配症でありストレス耐性が低い(しょうへいコメント:英語のみのwikipediaの記事。内容の一部として、女性の方が心配性であり気分障害や不安障害になりやすいという研究結果がある、記載がある)
    • 心配性と低ストレス耐性が、Googlegeist(しょうへいコメント:Google内での従業員満足アンケートのようです)でも報告されている女性の高いレベルの不安に関係しているのかもしれません。そして、さらにはストレスがかかりやすいポジションで女性の数が少ないといった現象にも関係があるのかもしれません。

また、社会構築主義に反する研究結果があることも興味深いことです。研究によると、「国家レベルでの男女平等が進むと、男女の性格特性の間に、心理学的に相違が生まれてくる」そうです。なぜなら、「社会がより裕福になり、それにつられて平等主義が台頭してくると、先天的な性格特性の違いがより発達し、男女間の性格特性の差はより広がってくる」からです。このことから、男女格差があることを男女差別とイコールと考えることはやめるべきだとわかります。

男性は顕示欲がより強い

なぜリーダー層に女性が少ないのかという質問はよくしますが、では、なぜリーダー層に男性がそれだけ多いのか、という質問はなされてきませんでした。リーダー層の仕事というのは、長時間/高ストレスでの勤務が求められることが多く、ワークライフバランスを求める人には魅力がないものでしょう。

地位やステータスは、男性の価値が図られる基準としてよく用いられるため、地位が高く高給ですが、やりがいの少ない仕事に、男性は多く惹きつけられることになります。同じ流れで、男性はテクノロジー分野の高給/高ストレスの仕事に流れ込み、きつくて危険な仕事(例えば、炭鉱、ゴミ収集、消防)につくことになり、仕事中の死の93%を男性が担うことになります。

男女差をなくすためのひいき/差別的でない方法

以下では男女の性格特性の違いと、それぞれの性格特性に対しての、ひいき/差別に頼らない対策案を示します。Googleでもすでにさまざまな対策がなされていますが、以下のような案もリストにすることは有益でしょう。

女性は平均的にヒトに興味を持ち、男性はモノに興味を持つ

これに対する対策としては、ペア・プログラミングを活用したり共同作業を多くしたりすることで、ソフトウェアエンジニアリングをもっと人間中心にすることが挙げられます。残念ながら、Google内での仕事の種類によっては人間中心にできるにも限度があり、すべての仕事を人間中心に変えられると思い込むのは間違っています。また、学生にそのように思い込ませるのもよくありません。(たとえば、もっと女性をプログラミング分野に入れようとしている、Googleのいくつかのプログラムはまさにこの思い込ませをしている可能性があります)

女性は平均的に同調的・協力的である

このような同調的・協力的な行動を役立てることを考えましょう。最近のPerfへの更新は、ある程度この考え方に沿ったものですが、他にもできることがあると考えています。

とは言え、Google内から競争をすべて取っ払ってしまおうと提案しているわけではありません。競争心や自立というのは価値のある性格特性であり、教育分野でなされたように、競争心を持っている人にペナルティーを課すようなことはするべきではありません。

女性は平均的に心配性である。

対策として、テクノロジー分野とリーダー層の仕事のストレスを減らすことが考えられます。 Googleでも、すでに多くのストレス軽減コースや福利厚生が提供されています。

女性は平均的にワークライフバランスをより求め、男性は地位を求める。

残念ですが、テクノロジー分野やリーダー層が高い地位、高給である限り、男性の比率の方が多くあり続けるでしょう。これに対しては、パートタイムでの仕事を是認し(文化的、社会的に)認めていくことでテクノロジー分野での女性の数を増やすことができるかもしれません。

The male gender role is currently inflexible

フェミニズムにより、「女性は女性らしい仕事、役割をするべき」という概念は薄れてきました。しかし、男性はまだ、そのような概念が残っています。もし私達が社会全体として「ファミニスト」になり、男性がテクノロジー分野やリーダー層から離れて昔でいう「女性らしい」仕事につけば、男女格差は狭まるでしょう。

哲学的観点から見て、男女に平等にするためだけに、テクノロジー分野で社会学的実験をするべきではないと考えています。実験するたびに、それがどのようにGoogleの利益になるかを考慮する必要があります。もちろんダイバーシティーも利益の一部として考えられます。たとえば、現在、高ストレスな環境で長時間労働をして、その結果良いキャリアを築いている人たちがいる中で、それを壊すような変化を持ち込めば壊滅的な不利益を生む可能性もあります。また、費用対効果の面から言うと、Googleの予算にも上限があり分配はゼロサムだということを覚えておく必要があります。

Google内のバイアスの弊害

もちろん私は男女平等、人種平等は善だと信じていますし、より平等な環境ができあがるように努力すべきだと思っています。しかし、男女格差、人種格差をなくすためにGoogleは差別的な方策を講じてきました。

  • 一部の性別、人種だけをターゲットとしたプログラム、メンター制度、クラス
  • ダイバーシティーを理由とした一部の候補者や志望者への特別措置や優遇
  • Hiring practices which can effectively lower the bar for “diversity” candidates by decreasing the false negative rate
  • 十分ダイバーシティーがあると認められないグループに対しては再考するが、逆の方向に再考はしない(確証バイアスの表れ)
  • 会社レベルでのOKRとして比率アップがあり、違法な差別を行うインセンティブとなっている。

これからの方策は、私達のバイアスが作り出した誤った前提に依存しており、結果的に、人種間・性別間の緊張を高めることになります。上層リーダーからはこれは道徳的にも経済的にも正しいことであると言われますが、根拠もないこの話は、ただの左派イデオロギーであり、取り返しがつかないくらいの害をGoogleに与えているのです。

なぜ私たちは盲目になってしまうのか

人はみなバイアスの影響下にあります。そして、偏った論理的思考を使い、私達の価値観に反するアイディアはすべて退けてしまいます。右派の人が「神 > 人間 > 自然」の考え方に反する科学はすべて否定するように(例えば、進化論や温暖化)、左派の人は人の間にある生物的相違に関する科学を否定します(例えば、IQや男女差)。良いニュースは、温暖化の研究者や進化論を支持する科学者は主に右派ではありません。悪いニュースは、人文科学者と社会科学者の大多数(約95%)は左派であり、大きな確証バイアスが生まれます。確証バイアスが研究に影響し、社会構築主義論や給与の男女格差があるというおとぎ話を支持し続けるのです。Google内での左派への傾きが私達を盲目にし、政治色の強い社内政策も正しいものとして受け入れています。

弱者を守ろうとする左派の特色に加えて、人間は本来、女性を守るという先天的な特性が備わっています。前述したとおり、これは進化の歴史の過程で生まれたのでしょう。男性は生物学的には取り替えがきき、女性は男性よりも協力的・同調的であります。Google内にも、そして社会全体的に見ても、女性を保護擁護する学問や法的措置や社会機構がいたるところに備わっています。しかしながら、もし男性が、男性にとっての不平等があると公言すれば、その人は「女性嫌い」「ただの泣き言」というようなラベルを貼られてしまうでしょう。ほぼすべての男女間の格差は、女性が抑圧されているからという捉え方をされます。人生では「他人の芝生はよく見える」ことがよくありますが、男女格差もこの1つなことが多いです。そして、残念なことに、税金とGoogleの予算は「他人の芝生」にばかり使われているのです。

弱者への同情が「政治的に正しい」行動を生み出します。そして、この「政治的に正しい」行動が皆の正直な意見を抑圧し、独裁派の暴力的な進め方にも気づくかなくなります。大学で起こったような暴力的なプロテスト活動はGoogleでは支持されてきていませんが、TGIFや私達のカルチャーに見られるように、「政治的に正しい」行動以外の意見はバッシングされ沈黙させられるという環境では、psychologically safe な状態とはいえないでしょう。

提案

ここまでの議論で、ダイバーシティーが悪いと言っているのではないこと、Googleまたは社会が100%正しいのではないということ、すでに存在するバイアスを是正するべきではないこと、少数派と多数派の経験していることは同じであること、がわかったと思います。

もっと言いたいことは、人間は、自分のイデオロギーに適合しない考え方や証拠は信じられないということです。また、私は、性別だけで人を特定の仕事に当てはめるべきとは思っていません。その逆です。個人個人を見るべきであり、人をあるグループの一員でしかないという見方はやめるべきです。私からの具体的な提案としては以下になります。

ダイバーシティーは道徳的と信じるのをやめる

ある問題をモラルの問題として捉え始めた瞬間から、私たちは費用対効果での思考を止めてしまいます。そして、反対意見は非モラル・非人道的だと非難し、「弱者」を守るために悪者を退けようとしてしまいます。

保守派の意見にも耳を傾ける

さまざまな観点を持つことは、ダイバーシティーの中でも特に重要な種類のダイバーシティーなはずです。そして政治的志向は、人々がものごとを異なる観点からみるための最も基礎となる概念なはずです。

左派的な環境では、保守派の人たちは少数派であり、オープンなディスカッションができない心理状態に置かれるはずです。このような少数派の人たちにも自分たちの意見を自由に言えるような環境を作るべきです。

考えの違う右派を遠ざける行為は、それこそインクルージョンとは対極の考えであり、また、ビジネス行為としても好ましくありません。傾向を見れば、右派の方が良心的・誠実でありますし、良心・誠実さというものは成熟した企業が行わなければならない面倒な仕事には必須な要素です。(しょうへいコメント:成熟した企業が行わなければならない面倒な仕事が何を指し示すのかは原文メモからは不明でした)

Googleのバイアスに疑問をもつようにする

これまでの議論では主に、私達が持つバイアスがダイバーシティーやインクルージョンに関する思考をどのように曇らせてしまうのかについて話してきました。しかし、私達の道徳的バイアスはさらに広い影響範囲を持っています。

最初のステップとして、Googlegeistのスコアを政治的志向や性格特性の観点で分析してみてください。そこから、私達が持つバイアスが、私達の文化にどれほどのように影響を与えているか、より大きな絵が見えてくることでしょう。

特定の性別や人種に限定したコースやプログラムはやめる

このような差別的な行いは不公平ですし歪のもととなります。私の提案した非差別的な方法にフォーカスするのが良いでしょう。

ダイバーシティープログラムの費用対効果についてオープンな議論を行う

差別的な方法でテクノロジー分野の女性比率を上げようと言うのは偏見であり、見当違いです。これは例えば、ホームレスの女性比率を上げよう、職場での事故死の女性比率を上げよう、刑務所や学校中退者の女性比率を上げようと叫ぶのと同じくらい見当違いなことなのです。

ダイバーシティプログラムが及ぶ範囲もとても不透明であり、イデオロギー的エコー・チェンバーの外にいる人達にとって批判しにくくなっています。

これらのプログラムは政治的な面がとても強く、左派でない人達をさらに遠ざけることになっています。

このようなプログラムの目的の一部は、政府から批判されないようにとの予防措置であるとは理解していますが、このプログラム自体が不法な差別的措置を増長しているために、逆に反発をうける可能性が大いにあります。

男女比率や人種比率にではなく psychological safety にフォーカスを当てましよう

私たちはもっと psychological safety にフォーカスを当てるべきです。psychological safety は効果があることがわかっていますし、(おそらく)不公平な差別的方法には結びついていかないはずです。

 ダイバーシティーの恩恵を授かるには、 psychological safety そして、みなで価値観を共有していることが必要なのです。

製品開発者やテスターにとっては大多数意見の観点を持つことは重要でしょうが、UXに関わりがあまりない人にはこのメリットはわかりづらいでしょう(しょうへいコメント:この部分は意味があまりわからなかった。原文はHaving representative viewpoints is important for those designing and testing our products, but the benefits are less clear for those more removed from UX.)

感情移入はほどほどに。

ダイバーシティーの問題にはもっと関心・思いやりの心を持ちましょうと叫ばれているのを私も聞いたことがあります。もちろん、感情をもって共感し、他人の痛みを知ろうとするのはとても良いことで私もした方がいいと思います。しかし、その弊害もあり、その話自体のみに興味を持っていかれたり、自分に似た境遇の人だけをひいきしたり、知らず知らずのうちに非論理的で危険な先入観を生んだりします。感情は感情として切り離して考えなければ、論理的に事実を認識することができなくなります。

自分の言いたいことを言う

マイクロアグレッション(しょうへいコメント:異なる人種などの人々に対して自覚せずにしてしまう差別的言動、行動)などに常に気を使う私たちは、そのような行動・言動に敏感になっています。もちろんこれは良くないことです。差別されたのでないかと疑心暗鬼になりますし、自分の言いたいことも自己規制するようになります。そしてこれが、独裁主義的な政策に結びつきます。psychological safety の中心的な要素は、批判などされる心配をせずに自分の意見が言えるという安心感です。しかし、このような状況では安心感はなくなってしまうことでしょう。

また、マイクロアグレッションのトレーニングは根拠も乏しく意見を言うことイコール暴力だという見方をしている点で正しくなく危険です。

人間の性質にも目を向ける

格差のすべてが、社会的に作られたものでない差別の結果生まれたものではない、ということを受け入れることができれば、私たち人間が持つ(思考の)クセをより正確に見定められるようになります。実のところ、問題解決に必須なのが、正確に見定めるということなのです。

推進委員会(しょうへいコメント:原文はpromo committee。具体的に何をさすのか不明だが、たぶんダイバーシティ推進委員会)に対する無意識バイアストレーニングの必須化を考え直す

無意識バイアストレーニングに効果があるのかはいまだに測定ができておらず、特にトレーニングを必須化するのであれば、思考に過度の修正が入る危険や社員からの反発がある可能性もあります。

現行トレーニング(v.2.3)の中には有益そうなものもありますが、政治的なbias of the presentation(しょうへいコメント:同じ内容でも順番が変わると印象が変わってしまうというバイアス)がかかっていることは、示された事実の不正確さと事例から明らかでしょう。

ステレオタイプ以外のバイアスがあることにも意識を向け知識をつけましょう。トレーニングで言われているよりも、ステレオタイプは正確であり、新しい情報に対して素早く反応ができるものです。(とはいえ、ステレオタイプの使用をすすめているのではありません。トレーニングの内容がすべて正確ではない、と伝えたいのです)。 

 

※これ以降はまだ翻訳中

 

 

翻訳元

PDFバージョン

https://assets.documentcloud.org/documents/3914586/Googles-Ideological-Echo-Chamber.pdf

DocumentCloudバージョン

https://www.documentcloud.org/documents/3914586-Googles-Ideological-Echo-Chamber.html

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