やっとわかった!pandas.DataFrame.isna() と pandas.DataFrame.isnull() の違い
pandas.DataFrame.isna() と pandas.DataFrame.isnull() の違い
どちらもまったく同じことをする関数です。ドキュメントも同じだし、ソースからもわかります。
では、なぜ2つあるのか?
短く言えば、pandas が R と numpy のどちらも真似ようとしているからです。
pands の DataFrame は R の DataFrame を真似して作られています。R には na と null があるので、それを真似して pandas でも isna() と isnull() ができました。
が、pandas は numpy をもとにして作られています。numpy には na と null はなく、 NaNしかありません。なので、pandas でも na や null ではなく NaN を使います。
よって、pandas にはデータタイプは NaN しかないけれど、判定するための関数は isna() と isnull() の2つが存在するようになりました。
参考
ほぼ以下の丸コピです。